月の満ち欠けを映し出す塩
満月・新月の時にのみ汲み上げた海水
月の影響をふんだんに受ける海。
その影響が最も大きいとされる満月・新月。
満月の塩、新月の塩は、それぞれ満月の時、新月の時に汲み上げた海水から精製したお塩です。
その影響は、海水の結晶である「塩」にも及ぼされると言われています。

沖縄では昔から月と共に生きている
沖縄のカレンダーをご存じでしょうか?
沖縄のカレンダーには、必ずと言っていいほど、月の満ち欠けも一緒に記載されています。その理由は、沖縄では漁業と農業が盛んだからです。
漁業では海の満ち引き、つまり満月の影響を非常によく受けます。実は、農業もそうなのです。害虫は満月と新月の時に、交尾をし、下弦と上弦の月で野菜や果物を荒らすので下弦・上弦の前後に防除します。
また沖縄では、人々の行事も旧暦=太陰暦、つまり月の満ち欠けで行われています。
昔ながら製法と塩職人の独自製法
黒島の満月・新月の塩は、さらに塩職人がこだわりぬいた製法で精製しています。
オジーやオバーに伝わる昔ながらの釜炊き製法。それに加えて、塩職人が見つけた独自の製法を掛け合わせ、昔ながらの良さと現代の良さをチャンプルー(混ぜた)した良いどこ取り。
それが「沖縄・黒島の塩」です。
黒島の塩の製法
「沖縄・黒島の塩」は、黒島の森の中にある海水井戸から海水をくみ上げます。
深部100メートルの底には、約260万年前の石灰岩層を通じて自然ろ過された、不純物がほとんどない、海水が蓄えらています。
その海水をRO膜でろ過し、濃縮します。
それを塩職人が、じっくり丁寧に釜炊きしてゆきます。
結晶化した塩はオバーたちが丁寧に1つ1つ不純物を目視で除去。
熟練の目が見逃しません。
満月・新月の塩 味について
新月の塩は、口に入れた瞬間にキリリとした塩味を感じます。後味はすっきりとしていてあまり口の中に残らず爽やかな印象です。
満月の塩は、口当たりはフワッとまろやかで、あとからじんわりと濃い塩味が舌の上に広がります。
(*個人の感想です)
おすすめの使い方
ステーキの下味と最後ひとふり

車海老のお刺身、塩で食べると絶品

普段のスープが高級スープに早変わり

パン作りにも。驚くほどふっくらモチモチに。

その他の使い方
●オリーブオイルと相性抜群。更にシークワーサーなど柑橘類を絞るとそれだけで美味しいドレッシングになります。
●ごはんを炊くときに、3合に対して大さじ擦り切れ1入れるとモチモチツヤツヤ。古米が新米に早変わり。
●何か一味足りないなぁというときにも◎