奇跡の木・モリンガを深堀り!
国産モリンガはあるのか?
モリンガの原産地はインドになります。どのように日本へ入って来たのか、そのルートはわかりませんが、国内でも沖縄県、熊本県、鹿児島県など暖かい地方で栽培されています。
特に沖縄県は亜熱帯地域ですので、原産地のインドに比較的近いので栽培には適しているでしょう。
モリンガは別名ワサビの木(ワサビノキ)と言われていますが、本当にワサビのように少しピリッとする辛さがあります。
奇跡の木、スーパーフードと呼ばれる理由とは?
モリンガはその栄養さの高さから、奇跡の木・生命の木と呼ばれています。
ではどのくらい栄養素が高いのか?を見てみると、
- カルシウム 牛乳の20倍
- ビタミンE アーモンドの2倍
- マグネシウム ほうれん草の5倍
- 鉄分 牛レバーの4倍
- 食物繊維 レタスの21倍
- 亜鉛 にんにくやカキの2倍
- GABA 発芽玄米の22倍
- ポリフェノール 赤ワインの7倍
- 葉酸 納豆の5.4倍
- ビタミンB2 卵の5倍
他にもいろいろあり、書ききれません。
また人間の体で生成できない9種類の必須アミノ酸が含まれています。
これだけ豊富な栄養素とミネラルですが、モリンガを摂取すれば全てOKと言うわけではありません。
これらを体に取り込むには、腸がしっかりと機能していなければ、体に取り組めないのです。
ですので、モリンガを活用すると同時に、必ず腸内環境も一緒に整えましょう。
効果効能
当然ながら、ここまでの栄養価の高さですので、効果効能も期待しますよね。
基本的には、「腸内環境を整える」「腸活」になります。
ですが、腸内環境を整えるとたくさんのイイ事があります。
近年では腸の影響力の凄さは、知られるところですが、腸内環境を整えるとどんなイイ事があるかと言うと、
- 免疫力のアップ
- 肝機能の向上
- 糖尿病の改善
- ダイエット
- 血圧
- 疲労回復
など、幅広いです。
モリンガで注意したい点
一方で、副作用もあります。一部ですが、アレルギー反応もあるようです。
食べてみて、口の中が痒くなったりした場合はアレルギーの可能性があるので、摂取を検討してください。
妊婦さんは利用は検討されたほうがよいかもしれません。
ラット試験では、流産したというケースもあったようです。
また、後述しますが食べ方も結構難しいスーパーフードです。
スーパーフードなのになぜ広まっていない?
スーパーフード・モリンガ、こんなに凄いのになぜ思ったほど認知されていないのか?
それは、摂取方法が少し難しい点があります。また、味も少々クセがあります。
こちらで食べ方、使い方を紹介していますので、参考にしてください。
味は?
結論、ワサビみたいに少し辛い!んです。
それはモリンガがもともとワサビの仲間だから。しかも、枝を取り除き、小さな葉だけで作られたモリンガパウダーなので、よりモリンガの味が強まります。
モリンガ摂取方法
モリンガティー
最もポピュラーで摂取しやすい方法です。味は日本茶によく似ており、クセもなく初心者向け。利尿作用が凄いです。
デメリットとしては、あくまでお湯にモリンガ成分を煮出すため、全てのミネラルや栄養素が取り込めるわけではないという点。
特にビタミンCなどは、破壊されてしまうので摂取不可です。
モリンガサプリメント
こちらも摂取はしやすいですね。加工品ですのでやはり全てのミネラルや栄養素が取り込めるわけではないのが弱点。また少し割高になってしまいます。
モリンガパウダー
ほぼ全てのミネラル、栄養素が取り込みが期待できます。ですが、最も摂取方法や使い方が難しいです。
ミネラルや栄養素は熱に弱い傾向があるので、せっかくのパウダーであれば、低温乾燥させたタイプのモリンガパウダーを選びたいですよね。
モリンガ生
サラダとして食べたりします。含有されているミネラルや栄養素は100%摂取できるのではないでしょうか?
ただ、手に入りずらいのと、長持ちしませんので、生産地で摂取するのがベターでしょう。
宮古島モリンガパウダーについてご紹介
ここからは、商品紹介になりますが、最高品質の宮古島モリンガパウダーについてご紹介です。
モリンガが持つ栄養をダイレクトに摂取できる方法、それがモリンガパウダーです。
なぜなら、モリンガパウダーはモリンガの葉そのものだからです。
モリンガの葉を粉砕し、乾燥させるだけ。
しかも、低温乾燥で栄養素を壊しません。
綺麗な緑=混じりけなし!
通常は枝ごと粉砕しパウダー状にしますが、琉球マルシェのモリンガパウダーは、生産者の川満さんのもと、丁寧に手で3段階に分けて選別し綺麗な葉だけをパウダー状にします。
高品質の3つの理由
宮古島モリンガパウダーが、フワフワで綺麗な緑の理由について現場に伺ってみました。
(理由1)3回の選別
1回目は圃場(畑で)で収穫時に選別します。
2回目は、
このように、圃場から来たものを再度選別します。この時に、黄色の葉、小さい枝を全て除去します。
3回目。
葉だけにした状態から、さらに、
小さい、汚れた葉などを除去します。
(理由2)葉だけを使用
意外かもしれませんが、葉のみを利用します。
枝や枯れた葉が入ってしまうと、綺麗な緑色になりません。また味も少しえぐみが出てしまいますので、葉のみを利用します。
(理由3)低温乾燥を少しずつ
低温乾燥も大量には行わず少しずつ丁寧に乾燥させています。
低温乾燥の理由はもちろん、栄養素を壊さないため。そのため製造には、通常の倍以上の時間がかかり、丁寧に作られています。
品質重視の方にお勧め!
このように宮古島モリンガパウダーは、生産者さんが非常に丁寧に品質にこだわって作られた高品質モリンガパウダー。
ぜひ、スーパーフードと言われるモリンガのミネラルや栄養素を直接味わってください。
Youtube
実際に製造過程の一部を取材しました。
モリンガパウダーの使い方
パウダーティーとして
お水やお湯に混ぜて、お茶代わり
スムージー・シェイク
最も一般的なモリンガパウダーの利用方法。
スムージーやシェイクに入れて飲みます。
パンケーキ
パンケーキにいれて食べます
オムレツ
モリンガパウダーをオムレツに振りかけたり、また、卵に混ぜた食べたりします。
宮古島モリンガ畑に行ってみた
無農薬・自然栽培の宮古島モリンガパウダーの生産者、川満さんのモリンガ畑を訪問しました。
モリンガ栽培歴20年・川満さんとモリンガの出会い
宮古島出身の川満さんがモリンガと出会ったのは20年前のこと。 ある日、沖縄北部のヤンバル地方に旅行に行ったとき、泊まった宿にあったのがモリンガの木でした。
川満さんは宿主のオジーに聞きました。
「この木は何?」
オジーはこう答えました。
「この葉っぱを牛にあげると、ちゃー元気になる」
宿主のオジーは闘牛用の牛を飼っていて、その牛にモリンガの葉を餌に混ぜて与えると、元気になり闘いに勝つんだそうです。
それを聞いた川満さんは、モリンガへの興味が募って、さっそくモリンガの木を手に入れ宮古島で育てることにしました。
育ったモリンガの葉や根を、病気がちだった娘に食べさせて様子をみたところ、目に見えて体調がよくなっているのを実感し、『これはスゴイ!モリンガは何かすごい栄養が含まれているはず!』と確信したのです。
それからというもの、畑で採れたモリンガの葉の成分分析を行い、様々な文献を基にしてモリンガについて調べ上げました。
すると結果は思った通りで、モリンガには実に様々な栄養成分が、他の植物とは比べ物にならないくらい含まれていたのです。
虫、鳥、自然の生態系の中で育つナチュラルなモリンガ
自身の娘に食べさせるモリンガでもあるため、モリンガ畑にもこだわりが強い川満さん。
畑は全て露地栽培で行い、無農薬栽培に徹底しています。
「モリンガの木が育ち、益虫が共存し、鳥が来ること、その一連の循環がうまく回ることが一番大切なんだ」と川満さん。
キレイな新芽を生やすためには、一年に一回冬場には全て枝を切り落とす、剪定もします。
寒さに弱いモリンガですが、冬でも最低気温が10℃を下回る日は少ない沖縄地方では、問題なく冬を越すことが出来ます。
「せっかくのモリンガ畑。懐かしい宮古島の風景を思わせる、色彩豊かな畑が好きなんだ」と川満さん。
畑の周りにはハイビスカスやブーゲンビリアが植えられてとても美しく、植物を大切にする心が伺えます。
モリンガパウダー